認知症の講習会へ参加してきました。

18.11.30

こんにちは、営業部のAです。


先日、2025年の万国博覧会が大阪に決まった と、ニュースが流れました。
前回、大阪万博が開催された1970年を懐かしく想われた方も多いのでは無いでしょうか。
そして、記憶されている年齢の多くの方々が身近な問題と意識しているのが『認知症』だと思います。

ボケ・ 痴ほう症・ アルツハイマ-など思い浮かべるものは同じなのですが、実際はどうなんでしょう。
ネットで調べてみました。
ボケ…加齢に伴う(生理的老化)
痴ほう症…国語的意味合いから誤解されたイメージをもった為、早期受診・早期発見の妨げになっていると
考えられ『認知症』へ呼び方を改められました。
アルツハイマ-…認知症を引き起こす疾病の一つ。

やはり気になって来るのは自分の事です。
そこで先日、認知症の講習会に参加してきました。
まず、認知症は脳の細胞が壊れる事により起こる色々な症状を持つ病気ということです。

認知症の症状

*記憶障害

*見当識(時間・場所・他人との 関係)障害

*理解・判断力の障害

以上の障害が元となり

・自信を失い、すべてが面倒になる

・身の回りの動作に支障がでると、いった事が起こる様です。

記憶障害について、頂いた小誌に解りやすい表が載っていたので紹介いします。

 加齢によるもの忘れと認知症の記憶障害との違い
(加齢によるもの忘れ)            (認知症の記憶障害)
経験したことが部分的に思い出せない   ⇔ 経験したこと全体を忘れている
目の前の人の名前が思い出せない     ⇔ 目の前の人が誰なのかわからない
物の置き場所を思い出せないことがある  ⇔ 置き忘れ・紛失が頻繁になる
何を食べたか思い出せない        ⇔ 食べたことじたいを忘れている
約束をうっかり忘れてしまった      ⇔ 約束したことじたいを忘れている
物覚えがわるくなったように感じる    ⇔ 数分前の記憶が残らない
曜日や日付を間違えることがある     ⇔ 月や季節を間違えることがある

いかがでしょうか。

私の場合は、まだ大丈夫と思える点と、症状の中には自分で判断が出来ない点も有る様で家族にも違いを知って貰いたいと思いました。

さて講習会で一番力を入れていたことは、『町で認知症と思われる方を見掛けたら』でした。
時間が無いと声掛けは出来ませんが、注意点を簡単にお知らせします。

 上記の症状を理解した上で、優しくゆったり声掛けをし、本人の希望を聴きます。
顔見知りの方以外は、警察に電話してください。
出来たら名前を教えて貰い、電話してください。
警察と言わずに“助けて貰える人”と 伝えるなど不安や恐怖心を与えない接し方をして下さい

などです。

事故、事件に巻き込まれる前に保護されるよう、無理でなければ協力下さい。
興味をお持ちの方は、機会があればご参加ください。

 話は1970年の万博に戻ります。
当時、会場で石見神楽の八岐大蛇が上演されたそうです。
私もその場で観たかったです。


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